東和薬品 認知症薬リバスチグミンの経皮吸収週2回製剤を国内開発 新薬として
公開日時 2021/02/19 04:50
東和薬品は2月18日、スイスのルイエファーマがアルツハイマー型認知症薬として開発中のリバスチグミン経皮吸収型週2回製剤について、日本で独占的に開発・販売する契約を締結したと発表した。同社は、国内の製造販売取得に向け、今夏から第3相臨床試験を開始する予定。開発の進捗や承認取得時期によるが、東和薬品にとって初の新薬となる可能性がある。
リバスチグミンは、経皮吸収型1日1回製剤が国内ですでに承認されており、後発品も上市されている。東和薬品が今回契約を締結したのは週2回製剤。用法・用量が異なり、「新薬として開発する」(同社広報部)という。
同社は、「リバスチグミン週2回製剤は、患者さんや家族、介護に携わる方の負担軽減につながることが期待される」としている。