久光 経皮鎮痛消炎剤モーラスパップXR 皮膚刺激低減した新製剤で一変申請
公開日時 2020/07/14 04:49
久光製薬は7月13日、経皮鎮痛消炎剤モーラスパップXR120mg、同240mg(一般名:ケトプロフェン)の新製剤に関する一変申請を行ったと発表した。新製剤は、貼付部位の皮膚刺激の低減を期待して、新たな添加剤を配合するとともに既存添加剤の配合量を調整した。同社は新製剤の2020年度中の承認取得を見込む。
同剤では接触皮膚炎が現れることがあり、課題のひとつになっていた。そこで、製剤剥離時の皮膚への負荷の物理的刺激の可能性を考慮して新製剤を開発した。新製剤の現行製剤に対する生物学的同等性が検証されたため、7月8日付で一変申請した。