小野薬品 オプジーボの単剤投与時の用法・用量追加を一変申請
公開日時 2019/11/28 04:50
小野薬品は11月27日、がん免疫療法薬で抗PD-1抗体のオプジーボ(一般名:ニボルマブ)について、単剤投与時の投与間隔に関する用法・用量を追加する一変申請を行ったと発表した。申請は同日付け。現行では「1回240mgを2週間間隔で点滴静注する」とする用法・用量だが、今回、投与量と間隔を2倍にした、「1回480mgを4週間間隔で点滴静注する」を追加する。いずれも点滴静注は30分以上かけて行う。
同社では、「投与間隔についての治療選択肢が増えることで、患者の病状や臨床経過に応じた柔軟性のある治療計画の設計が可能となる。また患者の来院回数の減少や医療スタッフの負担が軽減できる」とコメントしている。