マヴィレット つかの間の1000億円超
18年度 製品別国内売上高
公開日時 2019/06/30 00:00
キイトルーダが2.5倍増オプジーボを猛追18年度の医療用医薬品の国内売上高トップは、売上高1328億円のC型肝炎治療薬・マヴィレット(アッヴィ)となった。2018年11月に発売され、急速に市場浸透した。同剤は、すべての主要なジェノタイプに効果を示すほか、直接作用型抗ウイルス薬(DAA)既治療の患者や腎機能障害患者にも投与できるなどが特長。投与期間も既存薬の12週間から8週間に短縮。これら製剤特性と高い有効性が評価された結果だ。しかし、患者の根治により急速に売上は縮小、18年半ばで既にピークを越えている。束の間の1000億円超、トップである。マヴィレットに次ぐ売上高の製品は、疼痛治療薬・リリカ(ファイザー)、抗がん剤・アバスチン(中外製薬)、抗PD-1抗体・オプジーボ(小野薬品)で、17年度と...