ノバルティスと小野 抗認知症薬リバスタッチとイクセロンの貼付基材変更で承認申請 かゆみ等指摘受け
公開日時 2018/09/20 03:50
ノバルティスファーマと小野薬品は9月19日、両社がそれそれの名称で販売するリバスチグミンを成分とするアルツハイマー型認知症治療薬について、貼付部分に用いていた基材を変更する承認申請を行ったと発表した。現行製剤はシリコン系基材を使用しているが、貼付部位の紅斑やそう痒などの皮膚症状の副作用を受けたため、合成ゴム基材に改める。現行製剤との生物学的同等性の検証を経て一変申請した。
リバスチグミンはノバルティスが創製し、「軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」を効能・効果に、ノバルティスは「イクセロンパッチ」、小野は「リバスタッチパッチ」の製品名でそれぞれ販売している。