エバルス 岡山に新物流拠点を竣工 3月稼働予定
公開日時 2017/02/17 03:50
メディパルホールディングス(HD)の子会社で中国地方をカバーするエバルスは2月16日、医療施設から受注し直接配送できる物流センター「ALC」(エリア・ロジスティクス・センター)を岡山県に竣工した。入荷から出庫、配送までの業務の自動化を徹底し、医薬品だけでなく医療機器・材料、検査試薬を一括配送できる次世代型と位置付けるALC。
竣工したのは「岡山ALC」。メディパルHDとしてはALCは8拠点目で、中国地方では初めて。カバーエリアは、岡山、鳥取のほか、島根と広島の一部。予定出荷金額は当初ベースで約990億円。投資額約98億円。地上3階建て・鉄骨造。敷地面積2万2210m2、延床面積2万3420m2。次世代型ALCは福岡、埼玉に続く。
メディパルHDはALCの全国拡大を順次進めており、今後、広島ALC(18年4月稼働予定)、関東ALC(19年3月稼働予定)、阪神ALC(19年11月稼働予定)を整備する計画。