JGA GE数量シェア 16年度第2四半期で65.1% 第1四半期より1.4ポイント増
公開日時 2017/01/16 03:52
日本ジェネリック製薬協会(JGA)は1月13日、2016年度第2四半期(16年7~9月)のジェネリック(GE)の数量シェアが速報値で65.1%だったと発表した。第1四半期(16年4~6月)から1.4ポイント増となり、右肩上がりで推移している。
なお、JGAはこの日、これまでの公表数値を修正し、シェアが60%を超えたのは15年度第4四半期(16年1~3月)だったことも発表した。修正前は16年度第1四半期としていた。
■修正後の15年度通年シェアは59.5%
四半期ごとの数量シェアは、JGA理事・監事会社のデータとIMSデータに基づいて推計している。その推計にあたっては、薬価基準収載単位で計算することを基本としているが、例えば、粒状カプセル製剤では、薬価基準収載は「包」だが、計算は包中の「粒」の数としていることなどがわかり、精査確認した。
この結果、修正後の数量シェアは、16年度第1四半期が63.7%(修正前は60.1%)、15年度第4四半期が62.3%(同59.0%)、15年度第3四半期(15年10~12月)が59.9%(同56.1%)、15年度第2四半期(15年7~9月)が58.8%(同54.7%)――。そして、15年度通年(15年4月~16年3月)の修正後の数量シェアは59.5%(同55.7%)となる。