“少量多品目構造の適正化”がキーワード
後発品の企業指標全面導入
公開日時 2025/04/01 00:00
「後発医薬品製造基盤整備基金」で構造転換後押し2025年度薬価改定では、後発品の企業指標が全面的に導入された。ジェネリックを中心とした医薬品の供給不安が続くなかで、安定供給を実現する企業を評価し、企業の取組みを後押しする。安定供給をめぐっては、“少量多品目構造の適正化”も一つのキーワードとなっている。企業指標による薬価上の施策だけでなく、改正薬機法案に「後発医薬品製造基盤整備基金」の創設を盛り込むなど、改革集中期間に据えた5年間で、企業間の連携・協力・再編を促す。再編に向けた企業の覚悟が問われるなかで、製薬各社に安定供給への意識を聞いた。(望月英梨)後発品の企業指標「同一成分内でのシェアが3%以下の品目の割合」も追加後発品の企業指標は、24年度薬価改定で、医薬品の安定...