アラガン・ジャパン 新社長にマーク・ヴァンデルハイデン氏就任 10月1日付トップ人事
公開日時 2016/10/04 03:51
アラガン・ジャパンは10月3日、臨時株主総会の手続きを経て、マーク・ヴァンデルハイデン氏が10月1日付けで代表取締役社長に就任したと発表した。前社長の伊藤嘉規氏の一身上の都合による社長交代となる。
ヴァンデルハイデン新社長はオランダ人で、21年間にわたり製薬、OTC医薬品、ヘルスケア製品などの業界で営業・マーケティング部門で国・地域単位やグローバル組織のリーダーを歴任した。4年前にアラガンに入社し、欧州・アフリカ・中東地域の美容医療部門の部長として世界のオピニオンリーダーと緊密なパートナーシップを構築してきたという。
アラガンはアイケア、神経科、皮膚科、美容医療、乳腺外科、泌尿器科、消化器科など多岐にわたる領域で事業しているが、日本では現在、美容医療領域と乳がん患者のための乳房再建の分野に特化して事業展開している。美容医療分野では、眉間や目尻の表情皺の治療に用いるA型ボツリヌス毒素製剤ボトックスビスタをはじめ、ヒアルロン酸使用軟組織注入材ジュビダームビスタ、睫毛(まつ毛)貧毛症治療薬グラッシュビスタなど国内初の製造販売承認を取得した製品を提供している。