【16年1月リスト 短期連載3】多発性骨髄腫 ファーストライン候補の第2世代プロテアソーム阻害薬、初の抗体医薬 年内に登場も
公開日時 2016/02/26 05:00
ミクス編集部が製薬企業64社を対象にまとめた「新薬パイプラインリスト16年1月改訂」から、多発性骨髄腫(以下、MM)の開発後期の品目数(=プロジェクト数)を抽出したところ、12プロジェクトあった。短期連載の第1回にも触れたが、制吐剤などの支持療法薬を除くがん関係のプロジェクト数は192で、このうち最も多いのが血液がん関係の45プロジェクトだが、この約4分の1がMMということになる。MMのアンメットニーズの高さ、開発競争の激しさが垣間見える結果といえる。以下の「関連ファイル」に、多発性骨髄腫領域の開発後期プロジェクトや、開発ステージ別/クラス別の開発後期プロジェクトなどをまとめた資料を掲載しました。ダウンロードしてご活用ください。MMはプロテアソーム阻害薬の登場で治療成績が飛躍的に向上したが、...