あすか製薬 降圧配合剤エカードのAG発売へ 先発の武田薬品と契約
公開日時 2016/02/25 03:51
武田薬品とあすか製薬は2月24日、武田の降圧配合剤エカード配合錠(一般名:カンデサルタン シレキセチル・ヒドロクロロチアジド錠)と原薬、添加物、製造方法が同等のオーソライズド・ジェネリック(AG)をあすかが発売できる契約を締結したと発表した。製品名はカデチア配合錠「あすか」で、あすかは2月に承認を取得し、6月の薬価収載に向けて薬価申請を行った。
両社の契約に基づき、薬価基準収載後、あすかが発売し、医療機関への情報提供を行う。武田は、あすかから仕入れ、特約店に販売する物流業務を担当する。そのほか詳細は開示していない。
カデチア配合錠「あすか」は、あすかにとっては、カンデサルタン錠「あすか」(先発品:ブロプレス錠、武田薬品)、カムシア配合錠「あすか」(ユニシア配合錠、武田薬品)に続く3製品目のAG。武田は医療現場にニーズがあると判断し許諾した。