【16年1月リスト 短期連載2】肺がん領域の開発品 3割近くが免疫療法薬 治療にパラダイムシフト
公開日時 2016/02/19 05:00
ミクス編集部が製薬企業64社を対象にまとめた「新薬パイプラインリスト16年1月改訂」から、開発競争の激しい肺がん・悪性中皮腫を対象とした開発品を抽出したところ、33品目あった。このうち31品目が肺がん関係、2品目が悪性中皮腫である。がん領域全体では、血液がん(45品目)に次いで開発品の多いがん腫である。企業別では最多がAZの6品目で、次いで小野薬品/BMS、ファイザーが各4品目だった(右図)。以下の「関連ファイル」に、肺がん領域の開発後期プロジェクトや、開発ステージ別/クラス別の開発後期プロジェクトなどをまとめた資料を掲載しました。ダウンロードしてご活用ください。肺がん領域(31品目)で際立つのは、9割にあたる28品目が分子標的薬(免疫チェックポイント阻害薬を含む)であること。世界的に熾烈な...