アッヴィ 生物製剤ヒュミラ 「非感染性ぶどう膜炎」の適応追加申請
公開日時 2015/11/12 03:50
アッヴィはこのほど、関節リウマチなどに用いるヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体ヒュミラ皮下注(一般名:アダリムマブ遺伝子組換え)の適応に、非感染性の中間部、後部又は汎ぶどう膜炎を追加する承認申請を日本で行ったと発表した。
ぶどう膜炎は、眼球内の炎症によって視力障害、眼痛を伴う消耗性疾患。非感染性は、ベーチェット病、強直性脊椎炎など原疾患が特定できるものと、そうでない特発性のものに分類される。その中で主要な炎症部位が中間部、後部及び汎ぶどう膜炎は、医学的にも社会的にも重大な疾患とされ、未治療のまま放置すると失明のおそれもある。申請は同社が10月29日に発表した。