MR統計入門 第20回 データの散らばり具合を表す「標準偏差」 数値大きいほど散らばり大きく
公開日時 2015/11/11 05:00
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(理学博士)菅民郎 MRの志賀裕さんは、営業所長の指示により、配属された新人MRに医療統計についての基本的な研修を行うことになりました。いつも教えを求めている統計の専門家・菅民郎先生にカリキュラムやポイントを教えてもらい、自社品で新規の解熱剤Yと従来薬Xによる体温変化のデータを用いて新人研修を始めました。これまでに医療統計の重要性や、サンプル数、サンプルサイズ、n数、母集団、平均値と中央値を取り上げました。今回は標準偏差について、サクサク手計算して身につけます。 CASE.5-3基礎のなかの基礎間違えたら信頼失う“統計知識” (再掲)表1解熱...