田辺三菱製薬株式会社 営業本部長 村上 誠一氏
公開日時 2015/05/31 00:00
営業拠点絞り込み「営業所長の機能変える」MR改革の遂行地域包括ケアへの対応田辺三菱製薬は、営業面で大きな転機を迎えている。約700億円を売り上げる最主力品の生物学的製剤レミケードにバイオ後続品が登場し、国内売上に影響が出てきそうだ。一方でDPP-4阻害薬テネリア錠、SGLT2阻害薬カナグル錠で、手ごわい競合各社がひしめく糖尿病領域に参入した。この中で成長への打ち手が迫られている。他方、ジェネリック(GE)による医薬品市場、地域包括ケアへシフトを強める医療提供体制の変化は急だ。同社は「営業改革室」を設置し、変化のその先を見越した改革を急ぐ。果たして、どう改革するのか。同改革室を指揮する、村上誠一営業本部長に4月24日、東京本社で話を聞いた。(聞き手:沼田佳之、酒田浩)医療環境の変化に合わせMR...