ミクスMR意識調査 7割がiPadなどタブレット・スマホ携行 活用度はイマイチ
公開日時 2013/03/01 04:02
ミクス編集部は、多くのMRがiPadなどタブレット端末やスマートフォンなどITツールを持つようになったことから活用状況をMRを対象に調査した。その結果、72%がiPadなどタブレット端末やiPhoneなどスマートフォンを携行していた。しかし、その普及度とは裏腹に、それらツールをディテールに「全く使っていない」「あまり使っていない」は合わせて41%に上った。
調査はエムスリーの協力を得て174人のMRから回答を得た。iPadなどタブレット端末やiPhoneなどスマホに絞って活用状況を尋ねたもの。ITツールを活用する理由を聞いたところ、「説明がしやすい」(55%)、「情報検索が早い」(45%)と、一定の評価がなされていた。、「比較的長く面会時間がとれる」は7%に過ぎなかった。「ITツールを使うノルマがあるから」も21%に上った。
高い携行率の一方で、それらディテールツールとして使っていないMRが4割(「あまり使っていない」36%、「全く使っていない」5%)だった。
調査では、「ITツールで使いづらいところ」(自由回答)も質問した。目的の資材を探し出すのに時間がかかるなど、ツール携行者126人のうち109人から使いづらい点について回答が寄せられた。
本社サイドが描くディテール像と現場との間のギャップの大きさのほどを示す結果といえそうだ。
詳細はミクス3月号(3月1日発売)、特集「MR意識調査2013年版 スゴイMR列伝」に掲載した。
こちら