13年花粉症シーズン到来 抗ヒスタミン薬市場を占う
公開日時 2013/02/27 00:00
レボセチリジン耳鼻咽喉科でシェア急進12年で既に第3位今年もスギ花粉症の季節が到来した。2013年シーズンは、既に早くから例年より花粉の飛散量が多いと予測されている。そのなかで東京都は2月12日、スギ花粉の飛散が同月7日から始まったと発表した。東京都の飛散開始は、例年より9日、昨年より17日早まっており、今年の花粉症に対する警戒感は高まっている。そこで今回は、花粉症治療の軸となる抗ヒスタミン薬の過去シーズン(毎年2~4月)の処方状況を医療情報総合研究所(JMIRI)のWeb処方インサイトDynamicsのデータから俯瞰する。なお、抗ヒスタミン薬については、成分の脂溶性の高さから眠気などの中枢神経系の副作用が発現しやすかった初期の第1世代薬と、この欠点が改善され始めた第2世代薬があるが、ここで...