ノバルティス COPD治療薬を国内承認申請 LABAとLAMAの配合剤
公開日時 2012/11/08 04:01
ノバルティスファーマは11月7日、気管支を拡張させる長時間作用性β2刺激剤(LABA)インダカテロールと気道収縮作用を阻害する長時間作用性抗コリン剤(LAMA)グリコピロニウムの配合剤であるQVA149について慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬として日本で承認申請したと発表した。1日1回の吸入で呼吸機能改善効果が24時間持続する長時間作用性吸入気管支拡張剤。
COPDは、たばこの煙などが原因で発症する進行性慢性疾患で。咳、痰や動作時の呼吸困難などの症状は徐々に進行し、最終的には呼吸不全を起こしかねない病気です。QVA149は12年10月に欧州で承認申請され、米国では14年の申請を予定している。