閉経後の骨粗鬆症 検査の意識低く 「検査受けたことない」48%
公開日時 2012/11/05 04:00
ファイザーはこのほど、女性1000人を対象に骨粗鬆症に対する意識調査を行った。閉経後は骨粗鬆症のリスクが高まるため年1回の検査が勧められているが、調査では治療を受けていない250人に検査経験を尋ねたところ、「検査を受けたことがない」は48.0%(120人)と半数近くに上った。
理由としては「必要性を感じない」(47.5%)が最も多く、次いで「気になる症状がない」(39.2%)が多かった。治療を受けていないが、検査経験がある女性でも2年以内に受けた人は22.0%(55人)だった。
閉経後は女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏で骨粗鬆症のリスクが高まる。骨粗鬆症は骨折しやすくなり、寝たきりのきっかけになりかず、早期発見、早期治療の必要性が指摘されている。