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医師の処方動向をよむ
高血圧の半数がCCBで開始 糖尿病は3割がSGLT2阻害薬
生活習慣病薬 10年の変遷とこれから
2021/12/01
「医師の処方動向をよむ」は2010年7月号から11年以上、インテージリアルワールド(旧社名:医療情報総合研究所)の調剤レセプトを用いた実処方データから、各種薬剤の使用動向を分析してきた。
医師の処方動向をよむ
抗HIV薬市場 ビクタルビが初回処方の1位に
抗ウイルス薬 C型肝炎薬マヴィレットになお新患処方
2021/11/01
抗ウイルス薬はこれまでに、AIDS、B型肝炎、C型肝炎と、手ごわい疾患を治癒あるいは管理可能にしてきた。なかでもC型肝炎に対する直接作用型経口抗ウイルス薬(DAA)は、8週間や12週間の服薬で根治も期待できるようになった。
医師の処方動向をよむ
出荷調整の影響 エルデカルシトールで先発回帰も
デュロキセチン後発品 発売翌月にシェア14%どまり
2021/10/01
自主回収、出荷調整、欠品――と、医薬品の安定供給をめぐる問題が相次いでいる。特に後発品で今年に入ってからおびただしい数の品目が対象となり、問題が収まる気配はない。
医師の処方動向をよむ
便秘薬モビコール、睡眠障害薬メラトベルは伸び顕著
小児医療 乳幼児の急性疾患薬に回復の兆し
2021/09/01
国内での新型コロナウイルス感染拡大から約1年半が経過した。受診控えで特に小児科の患者数が減少したが、感染の「波」が繰り返される中で、小児医療で用いられる薬剤の処方がどのように変化したか気になるところ。
医師の処方動向をよむ
PPI市場 処方数1位はランソプラゾール後発品
消化器科の1位はタケキャプ、シェア29%に
2021/08/01
2015年に発売されたカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)ボノプラザン(先発品名・タケキャブ)。ピロリ菌一次除菌では酸分泌抑制の唯一の推奨薬となり(消化性潰瘍診療ガイドライン2020)、重症逆流性食道炎の初期治療にも唯一「提案」される(胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021)など、着実に浸透している。
医師の処方動向をよむ
21年4月時点 月経困難症薬シェアトップは「ルナベル+フリウェル」
子宮筋腫 20年ぶり新薬レルミナはシェア89%に
2021/07/01
女性の悩みをテクノロジーで解決する「フェムテック」、コロナ禍の経済的困窮に端を発した「生理の貧困」など、女性のQOLの向上とその解決策に関心がより集まっている。もちろん医薬品も課題解決の一翼を担っている。
医師の処方動向をよむ
大型品は“3カ月でシェア7割”が常態化か
20年12月追補 リリカ後発品、3月にシェア74%
2021/06/01
2020年12月収載の後発品は3成分と少なかったものの、薬価ベースの売上が年間1000億円に迫る神経障害性疼痛治療薬リリカ(一般名・プレガバリン)には、オーソライズド・ジェネリック(AG)を含めて22社が参入した。
医師の処方動向をよむ
ビラノアはシェア11%で4位 点眼薬はアレジオン点眼液が40%超え
花粉症ピークの21年3月 抗アレルギー薬は前年比17%増
2021/05/01
東京都福祉保健局のデータでは、千代田区の21年2月のスギ花粉飛散量は前年同月並み、3月は前年同月の約2.5倍だった。一方で、新型コロナの感染対策でマスク着用が日常の光景となっており、花粉症の予防に一役買っている可能性もある。
医師の処方動向をよむ
呼吸器系薬、抗菌薬4~5割減 にきび薬や保湿薬は増加
新型コロナ第3波の影響 新患減少が第1波並みに
2021/04/01
2020年春の新型コロナウイルスの感染拡大第1波では、初の緊急事態宣言の発出もあって、患者の受診控えに伴う処方の減少、とりわけ新規処方や追加処方の減少が確認された。その傾向は回復しつつあったが、秋以降に第3波が起き、21年1月に2回目の緊急事態宣言につながった。
医師の処方動向をよむ
ダーブロック好発進 エベレンゾは保存期適応で巻き返し
HIF-PH阻害薬 5剤競合時代へ
2021/03/01
透析患者約34万人を含め、慢性腎臓病患者は国内に約1330万人と推定されている。その合併症の腎性貧血は腎機能の低下とともに頻度が高まり、透析患者では9割弱が赤血球造血刺激因子製剤(ESA)の投与を受けているとの報告もある。
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