Z360コンサルティング代表柿崎大司 製品カテゴリーが同一の場合、担当するＭＲは直接ライバルとなる。製品の市場規模が厳しく抑制されているゼロサムゲーム市場では、ライバルＭＲの動向は気になるところ。しかもデキルＭＲなら脅威だ。だが、ライバルＭＲのKPIを察知し、裏の戦略意図を解読できるＭＲは少ない。このワザは難しいが、マスターすればKPI達成への道筋が見えてくる。  ＭＲの３割以上、「デキルＭＲ」の活動を見過す 本誌では毎年３月にＭＲ意識調査の一つとして現役ＭＲに他社の“デキルＭＲ”を紹介してもらっている。トップは３年連続で内資企業だったが、注目すべきところはもう一つある。それは“デキルＭＲ”を挙げることが...