ケアネット 製薬向けソリューション強化でインデジン社と業務提携
公開日時 2014/11/20 03:50
ケアネットは製薬企業向けソリューションの強化を目的に、医療コンテンツ制作からシステム構築などで実績のあるインデジン・ライフシステムズ社(本社:インド・バンガロール Indegene Lifesystems Pvt Ltd 以下インデジン社)と業務提携する。インデジン社は米国、欧州、アジアに拠点を持ち、グローバル製薬企業本社との取引実績もある。今回の業務提携により両社が培った医療コンテンツ制作のノウハウを最大化し、医師を惹きつける質の高いコンテンツをスピーディかつ低価格で製薬企業に提供できるとしている。
日本ではMRの訪問規制や接待規制などにより医師との面談機会が減っており、ITを活用した新たなコミュニケーション手段を模索する動きが広まっている。
インデジン社は、1997年にインドで設立された。現在は400人のメディカルライターと200人のIT技術者を有しており、世界一のデジタルコンテンツ・ファクトリーに位置付けられる。Webサイトやアプリ制作に関する実績もある。特に近年は、日本でも注目されるマルチチャネルマーケティング(MCM)に関するソリューションのラインナップも豊富で、これまでも医師とのリレーション、MR教育、患者サポートなどの分野で高い評価と実績を得てきた。営業拠点も、米国、英国、フランス、スイス、ドイツ、シンガポール、中国などにあり、グローバル企業との取引実績もある。加えて価格面でのスケールメリットも期待できる。
ケアネットとしてはインデジン社との業務提携により、日本で活動する製薬企業が直面する多くの課題に応え、多様なソリューションを提供できる。また、クライアントが求めるフルラインのソリューションを保有するだけでなく、業務提携に伴う営業体制として、日本はケアネット、グローバル本社はインデジン社という世界市場向けの足場を確立できる。