ヴィーブ 2成分配合の抗HIV薬ジャルカの承認取得
公開日時 2018/11/27 03:50
ヴィーブヘルスケアは11月26日、2成分配合の抗HIV薬ジャルカ配合錠(ドルテグラビルナトリウム/リルピビリン塩酸塩)の承認を同日付で取得したと発表した。同剤は、他剤と併用することなく、この配合剤を1回1錠、1日1回を食事中か食直後に服用する。抗HIV薬のため迅速承認され、緊急収載扱いとなる。流通・販売はグラクソ・スミスクラインが実施する。
インテグラーゼ阻害薬であるドルテグラビルと、非核酸系逆転写酵素阻害薬であるリルピビリンとを組み合わせた配合錠。添付文書では適応患者について「ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6か月間以上においてウイルス学的抑制(HIV-1 RNA量が50copies/mL未満)が得られており、本剤の有効成分に対する耐性関連変異を持たず、本剤への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者に使用すること」としている。2018年8月1日に承認申請された。