社会保険診療報酬支払基金は、2018年２月診療分の確定件数が総計9369万件だったと発表した。前年同月比で総計4.4％増、医療保険分4.4％増、生活保護・自治体医療等で処理される各法分4.2％増で、統計を取り始めた2008年以降同月比で過去最高となった。同基金では、支払基金に請求されたインフルエンザ疾患のレセプト件数は735万4000件と、前年同月と比べて220万件多かったことが影響しているとしている。

同基金によると、確定金額も1兆157億円と、2008年以降の同月比で過去2番目に高くなった。前年同月比では総計3.4％増、医療保険分４％増、各法分１％増だった。