アルフレッサHD 軽バンタイプのEV車 子会社5拠点に45台導入 CO2排出量の削減を推進
公開日時 2024/12/24 04:50
アルフレッサHDは12月23日、グループのCO2排出量削減を目的として、子会社のアルフレッサとエーエルプラスの5拠点に軽バンタイプのEV車(電気自動車)45台を順次導入すると発表した。ヤマトHDの子会社であるヤマトオートワークスが提供する「EVライフサイクルサービス」を通じて実施するもので、エネルギーマネジメントシステム (EMS) も導入する。なお、アルフレッサは同サービス導入のファーストユーザーとなる。
◎EV車はアルフレッサとエーエルプラスの拠点に配置
軽バンタイプEV車の導入拠点は、アルフレッサ府中事業所(4台)、同群馬物流センター、(10台)、同京都医薬品センター(3台)、エーエルプラス府中営業所(12台)、同京都事業所(16台)-。アルフレッサグループは環境に配慮した事業活動 として、クリーンエネルギーの利用拡大、ガソリン使用量の削減、電力使用量の低減に取り組みながらCO 2 排出量削減を図っている。
アルフレッサHDとしては、ヤマトグループの持つEV活用の知見・ノウハウを活用し、EV導入によるCO 2排出量の削減効果やEMS の試験導入結果を検証する方針だ。2025年度以降は、検証結果を踏まえて、導入台数や拠点数の拡大に加え、充電器や太陽光発電システムの導入など充電インフラ拡充なども視野に入れ、グループが目標とする2050年度CO2 排出量ネットゼロに向け、地球環境保全の取り組みを進めるとしている。
このほかアルフレッサグループとヤマトグループは、「EVライフサイクルサービス」を通じ、太陽光発電設備、エネルギーマネジメントシステム (EMS) の導入など、アルフレッサグループの CO ₂ 排出量削減の目標達成に向けた取り組みを進める。なお、EMSとはエネルギーの使用を監視し、効率的に管理するシステムで、2024 年度中はアルフレッサ府中事業所に試験導入した。2025年度以降については、他拠点に導入すること予定している。