小野薬品 プライマリー領域担当が前年比約50人減
専門/疾患領域別MRの配置状況
公開日時 2023/06/01 00:00
ミクスのMR数アンケートで確認できた専門/疾患領域別MR(以下、専門MR、事業部制含む)を配置している企業は27社となった(表)。前年調査と比較すると、小野薬品、住友ファーマ、トーアエイヨーで専門MRが減少した。小野薬品は、2ケタ増収を続けるフォシーガなどを扱うプライマリー領域担当が約50人減となった。減員理由は、「グラクティブの特許があと数年となっており、そこを見据えてということ」。グラクティブは22年度に8%減収ではあったが、売上225億円の主力品のひとつ。特許満了は25年秋~26年だが、今から自然減を補充しない形で人員調整したようだ。住友ファーマはラツーダなどを手掛けるCNS担当が約20人減。トーアエイヨーは循環器担当を17人減らした。両社とも別部署への異動や自然減を補充しなかったとい...