MSL数は横ばいに トップは中外製薬で300人
メディカル部門
公開日時 2023/06/01 00:00
要件厳格化の動きが要因かミクス編集部では、製薬企業のメディカル部門の整備状況、および人員の変動を調査した。回答した企業で最もメディカル部員が多かったのは、前回から引き続いて中外製薬で300人。次いで前回調査では未回答だったグラクソ・スミスクライン(GSK)が170人、さらにエーザイ118人、小野薬品110人、協和キリン95人、住友ファーマ70人と続いた。メディカル部門の人員計画で「増員」を検討している企業は2社だった。今回の調査で顕著だったのは、例年よりもメディカル部員数の大幅な増減が多かったことに加え、各社でMSL数が一定の水準で落ち着いた感がある点だ。MSLに厳格な資格要件化が求められていることも無関係ではなさそうだ。MSLはメディカル戦略の策定、医学研究によるデータやエビデンスの構築な...