ネクセラファーマジャパン 田中諭社長を解任 後任に杉田真・前BMS研究開発本部長 10月1日付
公開日時 2024/10/02 04:50
ネクセラファーマは10月1日、取締役会において、同社執行役副社長及び子会社のネクセラファーマジャパン代表取締役社長の田中諭氏の解任に関する決議を行い、田中氏をいずれの役職からも同日付で解任したと発表した。解任理由など詳細は非開示。一方で、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)日本法人でバイスプレジデント兼研究開発本部長を務めた杉田真氏が同日付でネクセラファーマに入社し、ネクセラファーマのチーフ・メディカル・オフィサー(CMO)兼ネクセラファーマジャパンの代表取締役社長に就任した。
杉田氏は研究開発及びコマーシャルの分野で約20年のキャリアを持つ。BMS入社以前は、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ヤンセンファーマ、アストラゼネカなどのグローバルバイオ製薬企業や、CROのパレクセル・インターナショナルの日本法人で研究開発や事業運営をリードした。
ネクセラファーマのクリストファー・カーギル代表執行役社長CEOは、「当社のチームに杉田氏という素晴らしい戦力が加わった」とした上で、「本年1月の前田敏宏氏の当社COO就任に続き、杉田氏を当社のチームに迎えることは、日本発の国際的なリーディングバイオ企業になるという当社のビジョンに共感し、その実現に力を貸していただける、製薬業界での経験豊富なシニアレベルのプロフェッショナルを惹きつける当社の力を示している」とコメントした。