中外製薬 オキサロール注の国内事業をLTL ファーマに譲渡 25年1月末までに販売移管
公開日時 2024/08/29 04:50
中外製薬は8月28日、二次性副甲状腺機能亢進症治療剤・オキサロール注について、国内事業をLTL ファーマに譲渡すると発表した。10 月 1 日に製造販売承認を承継し、2025 年 1 月末までに販売移管を行う予定。それ以降は LTL ファーマが販売および情報提供活動を行う。
オキサロール注をめぐっては、2000年から中外製薬が国内の販売、情報提供活動を実施していたが、製品ライフサイクルの成熟に伴い、今後の国内マーケティングについて検討を進め、譲渡に至った。LTL ファーマは、「ロングライフ医薬品を安定的かつ継続的に患者さんへお届けすることを使命とし、オキサロール注の安全性および品質データの保全と更新に努める」としている。
中外製薬と LTL ファーマは、「今後もオキサロール注の安定供給と円滑な製造販売承認の承継に向けて協働する」としている。