富士製薬 新社長に森田周平氏 岩井社長は会長に就任 10月1日付で
公開日時 2024/06/25 04:48
富士製薬は6月20日、新たな代表取締役社長に森田周平取締役常務執行役員経営企画部長が就任すると発表した。10月1日付。岩井孝之代表取締役社長兼研究開発本部長は代表取締役会長に、今井博文代表取締役会長は取締役顧問にそれぞれ就く。
森田氏は1974年生まれの49歳。98年に藤沢ファイソンズ(現サノフィ)に入社、グラクソ・スミスクラインや明祐工業を経て、2010年に富士製薬に入社。執行役員営業本部長兼営業企画部長や常務執行役員SCM部長などを務めてきた。
代表取締役の交代について同社は「かねてより設立60周年を重要な節目として、次なる世代に向けた経営の準備を進めてきており、61期より新しい経営体制のもとでさらなる企業価値向上と持続的成長の実現を図る」としている。なお、創業家出身の今井氏は10月から代表権のない取締役顧問となり、12月の株主総会で取締役退任を予定している。