ミクス編集部コロナ禍を経たＭＲ活動は新たな局面に向かって動き出している。プライマリ領域への情報提供は、オンラインや動画コンテンツを活用した全国規模のWeb講演会が主戦場となっている。一方で、専門医が期待するスペシャリティ領域の情報提供は、「より早く」、「より深く」、「個々患者を意識」に変化しており、この領域においても情報の鮮度や深さ、信頼度という点でデジタルを駆使した情報提供が中心となっている。こうした環境変化が進む中で、むしろＭＲは医師側の疑念や疑問にリアクティブに答える「pull型」活動へのシフトが求められるようになってきた。ミクス編集部はコロナ禍を経験したからこそ考えるべき“次なる世界”を模索すべく、今後、ＭＲが取り扱っていくべきデータについて議論したてみたい。...