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公取委処分案で九州東邦、富田薬品、アトル、翔薬がコメント 「真摯に受け止めて調査に全面協力する」

公開日時 2023/01/19 04:50

国病機構を発注者とする「九州エリア」の病院への医療用医薬品の入札談合をめぐる課徴金を含む処分案を公取委が当該医薬品卸に通知した件で、九州東邦、富田薬品、翔薬、アトルの関係者が1月18日、本誌取材に応じた。卸各社とも公取委への調査協力やコンプライアンスへの一層の取り組みなどを強調した。一方、公正取引委員会も本誌に対し、「審査手続きを進めている」と述べ、対応を進めていく方針を示した。

公取委は、入札談合をめぐる独占禁止法違反の疑いで2021年11月9日に、アステム、アトル、アルフレッサ、九州東邦、翔薬、富田薬品の6社に立入り検査を実施。その後の調査を踏まえ、1月16日付で課徴金を含む意見聴取通知書を、アステム、アルフレッサ、東邦薬品グループの九州東邦、スズケングループの翔薬、富田薬品の5社に通知した。(関連記事 アステム、アルフレッサのコメントはこちら

◎東邦HD広報部「今後、コンプライアンスについて一層真摯に取り組む」

東邦薬品グループの九州東邦について東邦ホールディングス広報部は、「報道についての認識や詳細についてはコメントを控える」としたものの、「関係者の皆様にご心配をおかけして申し訳ない。今後、コンプライアンスについて一層真摯に取り組んでいきたい」とコメントした。

◎富田薬品「事実を真摯に受け止め、調査に全面的に協力したい」


富田薬品の担当者は、「意見聴取通知書は16日に受け取った。内容を精査している。多大な迷惑をおかけして関係者にお詫びしたい。事実を真摯に受け止め、調査に全面的に協力していきたい」と述べた。

◎翔薬「事態を厳粛・真摯に受け止め、検査に全面的に協力したい」

スズケングループの翔薬についてスズケンコーポレートコミュニケーション部は、「検査中のため、現時点での詳細についての回答は差し控える」とコメント。そのうえで「お騒がせして誠に申し訳ない。事態を厳粛かつ真摯に受け止め、調査に全面的に協力していく」と話した。

◎メディパルHD広報部 処分案は通知されず 「調査には全面的に協力している」

メディパルグループのアトルについてメディパルHD広報部は、談合に関連した疑いで公取委の立ち入り検査の対象となったが、今回、処分案が通知されなかったことを明らかにした。「立ち入り検査を真摯に受け止め、調査には全面的に協力している」とコメントした。

【訂正】下線部の表記に誤りがありました。訂正します。(23年1月19日 10時30分)

 

 


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