あゆみ製薬 「カロナール細粒20%」の出荷停止を解除 全規格が限定出荷に移行
公開日時 2022/09/08 04:50
あゆみ製薬は9月7日、出荷停止していたカロナール細粒20%を同日から限定出荷に移行すると発表した。同剤は新型コロナ「第7波」の感染者数の急増に伴い、7月29日から一時出荷停止していたもの。同社によると、「供給量は市場の必要量に十分ではない」としながらも、継続的に供給可能な最大数量を限定出荷として供給できる体制が整ったと説明している。
限定出荷に移行するのは、カロナール細粒20%(包装:100g、500g、0.5g×1,200包、1.0g×360包、1.0g×1,200包)。包装単位が100g、0.5g×1,200包、1.0g×1,200包は「A.出荷量通常」(これまでの自社出荷量の100%以上の出荷)となるが、それ以外については「C.出荷量支障」(これまでの自社出荷量の80%未満の出荷)となる。カロナールの出荷停止をめぐっては、同シロップ2%が8月末に限定出荷に移行している。今回の細粒20%が出荷停止を解除したことで、カロナールの全規格が限定出荷に移行したことになる。