第一三共 FLT3阻害薬・ヴァンフリタ錠のAML1次治療の追加を一変申請
公開日時 2022/08/31 04:49
第一三共は8月30日、FLT3阻害薬・ヴァンフリタ錠(一般名:キザルチニブ塩酸塩)について、FLT3-ITD変異を有する急性骨髄性白血病(AML)に係る1次治療を追加する一変申請を行ったと発表した。現在は、「再発又は難治性のFLT3-ITD変異陽性のAML」を適応としている。
今回の申請は、FLT3-ITD変異を有するAML患者への1次治療を対象とした第3相臨床試験(QuANTUM-First)の結果に基づくもの。なお、今回申請した適応は、厚労省から希少疾病用医薬品に指定されている。
同社は、「FLT3-ITD変異を有するAML治療における新たな選択肢を提供することで、国内のより多くのAML患者さんに貢献できるものと期待している」とコメントしている。