CureApp 高血圧治療補助アプリ 9月1日から販売開始
公開日時 2022/08/24 04:51
医療系スタートアップのCureAppは、世界初の高血圧治療補助アプリが9月1日付で保険適用されることに合わせ、同日から同アプリの販売を開始する。
同アプリは「成人の本態性高血圧症の治療補助」を使用目的とし、患者のスマートフォンに同アプリをダウンロードして、医師の「処方」(処方コードの発行)により使用する。患者が毎日入力する運動・食事などの情報や血圧値を、アプリに埋め込んだ独自アルゴリズムで解析し、患者個々に最適と思われる生活習慣改善のための減塩や運動、睡眠などの情報をアプリに配信。これにより患者の行動変容を促し、生活習慣を改善して降圧効果を発揮する。
8月3日の中医協総会で医師の技術料で評価することが決まり、治療開始時に1回に限り140点、初回の使用から6か月を限度として月1回830点を算定できる(
詳細記事はこちら)。前回算定日から平均して7日間のうち5日以上血圧値がアプリに入力されている場合にのみ算定できる。なお、すでに医師の管理下で十分に血圧コントロールされている患者はアプリによる治療の対象外となる。
一方で、CureAppのビジネスモデルは、医療機関との契約に基づき、毎月一定額の収益があがる仕組みとなる。