MSD 15価肺炎球菌結合型ワクチンを国内申請
公開日時 2021/10/27 04:50
MSDは10月26日、15種類の肺炎球菌血清型に対応した「沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体、15価肺炎球菌結合型ワクチン)」の国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。
15価肺炎球菌結合型ワクチンは、15種類(1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F)の肺炎球菌血清型に対応したワクチン。今回の承認申請は、高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人における肺炎球菌(血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F)による感染症の予防を効能又は効果として提出している。
15価肺炎球菌結合型ワクチンは、2020年11月に米国およびEUで承認申請が行われ、21年7月に米国で肺炎球菌(血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、22F、23F及び33F)による侵襲性感染症の予防として18歳以上の成人に対する適応を取得している。