第一三共 がん担当MR200人体制に 前年比100人増
専門/疾患領域別MRの配置状況
公開日時 2021/06/01 00:00
2021年MR数アンケートで確認できた専門/疾患領域別MR(以下、専門MR、事業部制含む)を配置している企業は29社となった(表)。前回調査と比較すると、第一三共ががん専門MRを100人増の200人体制としたことが目を引く。「がん領域専任MR」が100人、がん領域の施設担当MRが100人との体制で活動中だ。同社の全MRは今回、前回とも2100人体制と変わらないなか、がん専門MRの陣容を厚くしたことになる。2025年ビジョンの「がんに強みを持つ先進的なグローバル創薬企業」の実現に向けた体制強化とみられ、エンハーツを中心に、ヴァンフリタ、ランマーク、ヒドロモルフォンなどの製品を手掛ける。21年度にがん免疫療法薬オプジーボで再び売上1000億円超を目指す小野薬品は、がん担当MRを約270人配置した...