スズケン エンブレースと資本業務提携 医療介護専用SNSの普及向上で
公開日時 2020/02/06 04:50
スズケンは2月5日、医療介護専用SNSの「メディカルケアステーション」(以下、MCS)を運営するエンブレース社と同日付で資本業務提携契約を締結したと発表した。MCSは完全非公開型の医療介護専用SNSで、1人の患者の情報を医師、看護師、薬剤師、ケアマネジャーなど医療介護の多職種間で情報共有できるツールのこと。無料で利用でき、全国200以上の医師会を中心に導入が進んでいる。
スズケンの出資額や持ち株比率は現在、両社間で詰めの協議を行っているという。
合意内容に基づき、スズケンは医療関係者にMCSを案内し、MCSの普及向上に取り組む。また、地域医療連携の更なる向上に向け、両社が保有する経営資源の活用による新ソリューション開発に向けた研究や、両社グループのヘルスケア関連データを活用した新たな協業・ビジネスモデルの研究も行う。