協和キリン 抗パーキンソン病薬ハルロピテープの発売延期 個装箱のバーコート修正で
公開日時 2019/11/29 04:50
協和キリンは11月28日、経皮吸収型のパーキンソン病治療薬ハルロピテープ(一般名:ロピニロール塩酸塩)の発売日を12月17日に延期すると発表した。当初、11月29日に発売するとしていた。製品パッケージのバーコード表示に係る修正が発生したとしている。
同剤の製造販売元は久光製薬。久光は協和キリンと国内販売契約を締結しており、販売及び情報提供・収集活動は協和キリンが行う。
同剤は久光独自の経皮薬物送達システム(TDDS)技術を用いて開発した全身性の経皮吸収型製剤。安定した血中薬物濃度を維持し、効果を持続させることが期待される。同剤は非麦角系ドパミンアゴニストで、レキップ錠や同CR錠と同じ成分。
1日1回貼付して用いる。薬価は8mg1枚404.90円、16mg1枚623.00円、24mg1枚801.50円、32mg1枚958.40円、40mg1枚1101.00円――。