小野薬品 営業本部を6営業部制から3統括部体制へ エリア密着目指し営業所も再編
公開日時 2019/09/04 03:50
小野薬品は9月2日、10月1日に機構改革を行い、営業本部を現行の全国6営業部制から、3統括部体制とすると発表した。各統括部には、3~5支店が設置される。営業所も現行の58営業所から97営業所体制に再編。営業所を新たに立地するのではなく、所内の組織を細分化することで、エリアに密着した戦略戦術の立案と遂行を強化する。
営業本部は、東日本営業統括部、中央営業統括部、西日本営業統括部-の3統括部制となる。東日本営業統括部には、北海道、東北、関東第一、関東第二、関東第三―の5支店を設置。中央営業統括部には、東京、横浜、東海-の3支店、西日本営業統括部には、京滋北陸、大阪、中国四国、九州沖縄-の4支店がそれぞれ設置される。
このほか、営業戦略統括部営業管理部内に、全国12拠点に所在する業務課を取りまとめる業務推進室を新設し、経理など営業のサポート業務の効率化を図る。また営業戦略統括部直下に営業渉外室も新たに設置し、学会や講演会の支援を行う営業支援課と、全国のグループ病院や広域調剤薬局などを担当する医薬渉外課を取りまとめる。
オンコロジー統括部オンコロジー製品企画部内のオンコロジーKAM室も解消し、オンコロジー製品企画三室とオンコロジー企画推進室を設置する。