中外 5人が挑んだ “脱・当たり前”
MR担当制からの脱却
公開日時 2019/05/31 00:00
「“担当制”という製薬会社のなかの当たり前を壊してみよう」-。彼女たち5人は、中外製薬に勤務する若手女性MRだ。1担当者(MR)につき1顧客(医師)という従来の営業スタイルを抜本的に変え、複数の部署の社員のリストを「おしながき」として顧客に提示する新たなスタイルを提案した。メンバーは、「(おしながきを使い)先生と面識がある社員を増やすことで、会社としての歴史をつないでいくことができた」と手ごたえを感じている。(岡山 友美)左から、齋藤純子さん、安藤千尋さん、小林真由さん、深沢明子さん、斎藤真美さん新たな営業スタイルは、大手企業23社が参加する異業種賛同プロジェクト「新世代エイジョカレッジサミット2018」の取り組みの一環として昨秋、5人が実証実験した。おしな...