バイエル薬品と北海道 生活習慣病対策で連携協定
公開日時 2019/04/18 03:50
バイエル薬品は4月17日、北海道と「生活習慣病対策の推進に関する連携協定」を締結したと発表した。重点領域である循環器、糖尿病、眼疾患領域の知見を活かし、予防や疾患啓発、重症化予防活動に協力する。同社が疾患対策で自治体と協定を結ぶのは初めて。
これは、治療環境の整備などを行うマーケットアクセス本部の活動。道内のいくつかの自治体と生活習慣病対策で協力してきた活動が評価され、16日に協定締結に至った。脳卒中・心筋梗塞、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、眼疾患などの予防、疾患啓発や特定健診の意義周知などを目的とした住民、保健医療福祉関係者を対象としたセミナーの開催、資材配布などを予定する。バイエル薬品によると、糖尿病網膜症など眼関係の活動が注目されたという。
具体的な展開は、マーケットアクセス本部と道の健康安全局、自治体、医療関係者と今後協議して詰める。バイエル薬品は、今後も同様の連携協定を機会があればしていきたいとしている。