ダイバーシティがグローバル化の第一歩
NBIオンコロジー事業部西日本営業部長 ヤン・シュテファン・シェルド氏
公開日時 2019/01/31 00:00
重要な営業会議は日本語で 製薬企業のグローバル化が進む中で、ダイバーシティの多様化の必要性が高まっている。日本ベーリンガーインゲルハイムのオンコロジー事業部の西日本営業部長を務めるヤン・シュテファン・シェルド氏は、国内でも数少ない他国籍の営業リーダーだ。2014年に日本に赴任後、呼吸器領域のマーケティング部長を務め、現職に就いた。日常業務の大半を日本語で行うという同氏。口にしたのは“準備”の重要性。日本語の重要な会議では、日本語で原稿を書き、発音を確認するなど心を砕く。「文化や倫理観は、世界でも有数だ」と語り、日本文化を尊重する姿勢もにじむ。「共通点、類似点に焦点を当てることで、違いを克服するのは簡単になる」と語る同氏に、多様性のあるダイバーシティ構築に向け...