田辺三菱 国内ワクチン事業強化で新組織 専任MRに子育て世代 知識・体験活かし活動
公開日時 2018/10/15 03:52
田辺三菱製薬は、重点4領域の一つであるワクチン事業を強化するため、営業本部に小児科領域を担当する新たな組織を設置した。専任MRは約50人。平均33歳で、実績が高い上に、小児科領域に親としても関わりの深い子育て世代を多く配置した。子育て世代ならではの知識や体験を活かした情報活動や提案を行い、医療従事者からの評価を高め、業績向上につげたい考え。
この組織は、営業本部製品育成部の中に10月1日付で新設した小児科領域・東日本推進室と西日本推進室。東西の推進室長の下に、自治体担当者4人、専任MRとして女性約30人、男性約20人を配置した。専任MRは営業所に駐在し、シェア拡大が急務である施設を担当する。
時短勤務者が14人おり、子育て中の人もいることから、会議の持ち方や活動計画を見直すなど、限られた時間で成果を出せる新たな活動スタイルを作っていくことにも狙いがある。