沢井製薬 抗精神病薬アリピプラゾール錠・内用液で適応追加承認 双極性障害の躁症状改善で
公開日時 2018/09/06 03:50
沢井製薬は9月5日、抗精神病薬アリピプラゾール錠と内用液分包に「双極性障害における躁症状の改善」の適応を追加する承認を同日に取得したと発表した。現在の効能・効果は統合失調症で、これに追加し、用法・用量を定めた。
適応を追加したのはアリピプラゾール錠3mg、6mg 、12mg 、24mg「サワイ」と、同内用液3mg 分包、6mg分包、12mg分包「サワイ」。同剤は、大塚製薬のエビリファイの後発医薬品で、先発品のエビリファイの効能・効果には、統合失調症と双極性障害における躁症状の改善のほか、うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)、小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性がある。