地域のDrの心理を考慮したアプローチ 3
公開日時 2018/07/31 00:00
OncologyMRTrainingProject主宰高橋洋明前回に引き続き、MRと後輩MRが行動経済学の「損失回避の傾向」をテーマに、患者さんや医療者の心理を探究しています。今月のポイント①OPD(OnePatientDetailing)で自社製品の価値を伝える際、単に製品の良さをアピールするだけでなく、医師や患者さんの心理(消費者心理)をしっかり理解した上でディテーリングすることが、MRの実績伸長にも良い影響が出やすい。②本質的に、患者さんや医療者は疾患の治療時に「損をしたくない」と思っている。その心情を理解し、医薬品の適正使用情報を届け、患者さんや医療者の期待に応えるのが製薬企業とMRである。③そのために必要な消費者心理を理解するには、行動経済学も非常に有益である。MR前回、君と一緒に...