アンジェス HGF遺伝子治療薬「AMG0001」を再生医療等製品で承認申請 重症虚血肢の適応で
公開日時 2018/01/23 03:52
アンジェスは1月22日、重症虚血肢を対象に開発してきたHGF遺伝子治療薬「AMG0001」(一般名:ベペルミノゲン ペルプラスミド)を再生医療等製品として承認申請したと発表した。
重症虚血肢に対しては外科的治療の適用が困難な患者の治療法は確立されていない。同剤は、HGF(肝細胞増殖因子)遺伝子を組み込んだ遺伝子治療薬で、HGFタンパク質の血管新生作用により疼痛や虚血性潰瘍の改善が期待される。
重症虚血肢を含む末梢性血管疾患を対象とした HGF 遺伝子治療薬の販売に関しては、田辺三菱製薬が日本と米国における独占的販売権を持っており、承認されれば田辺三菱が販売する。