日本メジフィジックス アルツハイマー型認知症の診断支援に用いるビザミル静注を発売 PET検査用
公開日時 2017/11/16 03:50
日本メジフィジックスはこのほど、PET検査で用い、アルツハイマー型認知症の診断支援をするイメージング剤ビザミル静注(一般名:フルテメタモル(18F))を発売したと発表した。
放射性医薬品で、「アルツハイマー型認知症が疑われる認知機能障害を有する患者の脳内アミロイドベータプラークの可視化」が効能・効果。脳内にアルツハイマー病の病理所見に相当する程度のアミロイドベータプラークを有するか否かを確認し、アルツハイマー病であるかどうかを判断する際の一助として用いる。
同社は、現行のアルツハイマー型認知症診断に、同剤によるPET検査が加わることで、診断精度が高まることが期待されるとしている。陽性と判定された場合は、アミロイドベータはアルツハイマー型認知症以外でも認められるため、臨床症状や他の検査所見と合わせて判断する。