ムンディ がん疼痛薬タペンタ錠の製造販売権をヤンセンから承継へ
公開日時 2017/07/25 03:50
ムンディファーマは7月24日、ヤンセンファーマの持続性がん疼痛治療薬タペンタ錠(一般名:タペンタドール塩酸塩)の権利取得のための契約を米ヤンセンファーマシューティカルズと締結したと発表した。重点領域の疼痛領域の製品を拡充するのが狙いで、同領域に「本格的に注力する第一歩」としている。製造販売承認の承継とムンディの流通開始時期は「改めて案内する」としている。
同剤は、中等度から高度の疼痛を伴う各種がんにおける鎮痛を効能・効果とする経口のオピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)。同領域では日本において、経皮吸収型持続性がん疼痛治療薬ノルスパンテープの製造販売元(輸入)となっている。