化血研とMSD 10歳未満へのB肝ワクチン過量接種を注意喚起
公開日時 2017/03/23 03:51
化血研とMSDは、10歳未満の小児に組換え沈降B型肝炎ワクチンを過量投与したケースが報告されているとして、両社それぞれ医療従事者向けに「適正使用のお願い」を作成し、注意を呼びかけている。10歳未満には1回0.25mLを接種すべきところを、誤って1回0.5mLを接種したもの。医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページにも3月21日に掲載した。
過量投与があったワクチンは、化血研が製造販売するビームゲン注、MSDが製造販売するヘプタバックス-II。ビームゲン注には0.25mLと0.5mLの2規格がある。ヘプタバックス-IIは0.5mL規格のみで、10歳未満には0.25mL分を使用し、残液は処分する。